管理系

アップロードサイズ制限でエラーになる

WordPressのメディアのアップロードから、画像をアップロードする時に「このサイトのアップロードサイズ上限を超えています」と表示されることがあります。

原因はアップロードできるファイルのサイズ制限です。
最大アップロードファイルサイズが低い数値に設定されていると、このようなエラーが出てアップロードに失敗することがあります。

アップロードサイズの上限を変更することでこの問題は解決できます。
メディアアップロードで失敗する原因の一つなので、WordPressを設置したら最初にこの設定もしておくと良いでしょう。

アップロードサイズの上限を変更する方法は2種類あります。

・「php.ini」の値を変更してアップロードサイズを上げる
・「.htaccess」でアップロードサイズを上げる

 

「php.ini」の値を変更してアップロードサイズを上げる

 
下記の4項目の値を変更します。

memory_limit = 40M → 50M などに変更 (スクリプトが確保できる最大メモリ)
post_max_size = 40M → 50M などに変更 (POSTデータに許可される最大サイズ)
upload_max_filesize = 30M → 50M などに変更 (アップロードできるファイルの最大サイズ)
max_input_time = 30M → 60M などに変更 (スクリプトが入力をパースする最大時間)

サイズは、任意の数値に変更してください。

※注意
memory_limitの数値を一番大きく、upload_max_filesizeを一番小さくする必要があります。

「.htaccess」でアップロードサイズを上げる

 

下記の3項目の値を変更します。

php_value upload_max_filesize = 2M → 10M などに変更 (アップロードされるファイルの最大サイズ)
php_value post_max_size = 8M → 10M などに変更 (POSTデータに許可される最大サイズ)
php_value memory_limitt = 55M → 128M などに変更 (スクリプトが確保できる最大サイズ)

サイズは、任意の数値に変更してください。

※注意
php_value memory_limitの数値を一番大きく、php_value upload_max_filesizeを一番小さくする必要があります。

設定後は、管理画面 → メディア → 新規追加 で最大アップロードサイズの変更が反映されていることを確認しましょう。